週刊少年チャンピオン 2010年51号感想

今週は早めに行きますよー。

表紙
スフィアVSハンザで、ハンザ勝利!!(勝負ではない)いやー、表紙と言いつつ、グラビアアイドルメインで、右下にちょいっと載るということが珍しくないもので、ハンザが表紙を飾ってるのはいいですなあ。


ハンザスカイ
もうクソ女とは言わせない!! 藤木先輩がカラー独占ですよ、見開きでちょっとしたお色気ポーズですよ! 汗だらだらで、胴着をがばったはだけさせても、安心の下着。そして髪の毛を留めているのは、半座くんじゃないの? この破壊力やばいわああああ。後は、足がいいですよね。裸足が。具体的にいうと爪が。と、大満足な巻頭カラーだったわけですが、本編もとことん藤木先輩のターン! 半座と佐倉さんの関係が気になって集中出来ないとかクソ女とは思えないヒロイン力ですよ。かわいい、藤木先輩可愛すぎる。「ふむっ」って気合い入れたときの顔とか可愛すぎます。みんな(半座だけじゃないのよ? みんなだよね?)の応援によって、雑念を取り払った瞬間に出した技は、半座が最初に覚えた技ですよ。「アイツの前では負けたくない」(意訳)×「それでこそ俺が惚れた強さだ」ってなんですか、これもうラブラブじゃないですかイヤッフー。オチも先週と絡めて最高ですね。ハンザスカイ最高!!


スーパーバイトJ
正直なところ、掲載順位高すぎてびっくりしました。4P漫画が2位とは驚きです。でもそれは人気があるということでしょう。頑張れNJ。2週続いたレポートも終わり、今週からまた舞台は鮮魚部へ。冬の水仕事は大変ですよねーって思ってたら、氷仕事だったでござる。ミツイシさんの紹介がないと思ってたら左側になったので一安心。ミツイシさんの掘り下げが始まった!!


みつどもえ
防寒っていいよね! もこもこだったりふわふわだったりぬくぬくだったりするんですよ。マフラーは正義。いろんな意味で。そういうわけでふたばめちゃくちゃ可愛いですよ。左手にひとはほっぺ、右手に肉まん。まさに両手に花なわけですが、その花の間にふたつの肉まんがあることに言及しないわけにはいきませんよね、そうです、ふたばおっぱいです。いつ、ふたばが自分のおっぱいに目覚めるか考えたら夜も眠れませんぜふひひ。しかしふたばいい顔してるわあ。本編はもう、すばらしい出来であります。杉崎ママの持つローソクにトーンが貼られてるのがアレ用にしか見えないよねって思うのですが、それは赤ローソクに対する偏見ですよね。


侵略!イカ娘
シンディー回というより、先週に続き悟郎回ですね。かっこいいのに、フラグクラッシャーな悟郎ですが、本命いるからそれでいいのかもしれません。操縦が難しいとされているUFOをいとも簡単に操る栄子……あなどれん。


弱虫ペダル
気になる矛盾VS矛盾が気にならなくなるくらいの勢いの勝負ですね、とか言ってる時点で、気になってるので、やったー箱学かっこいいーと諸手を上げられない私です。こういうときは枝葉末節を喜ぶに限るぜ、というわけで、煽りの「切り捨てた仲間を思う石垣。その"緩み"を御堂筋は許さない!!」がかっこよくて好きです。御堂筋はいいなあ、ほんと。


範馬刃牙
今週は烈のターン。「持てるもの全てを使いきる」「"とっくに全てを使っている"という考えは怠慢者のもの」というモノローグからそのコマ割りに至るまで、気持ちの良いミスリードでした。おいおい、やっちゃうんじゃねえの、烈さん、足技使っちゃうんじゃねえのという危惧は、はたして現実のものとなるわけです。ボクシングに足技はある!!バキ世界ではもはや常識な知識であります。ボクシングとは大地を蹴る格闘技であると。義足を思いっ切りマットに打ちつけての三連打。ようやくボクシングが始まったと、神様もおっしゃっています。良い展開でした。師への報恩を持ち出した烈ですが、ボクシングにはやっぱりコーチ(トレーナー)という存在が不可欠だと思うのです。修羅の門での知識ですが。


バチバチ
先週のラストにいっけえええええ、ブタフグぶっ殺せー!!!! とか心の中では思っていました。もちろんよくないことですが、そうでもしてもらわないと留飲が下がらないのです。しかし、阿形が、ブタフグの死を背負うことになるのか? 辛い展開だけど、漫画として面白い要素であるのかもしれない……とか思って一週間待ってたわけですよ。それが、やられたあああああああ。編集のあおりに従うなら、喰らったあああああああですよ。……す、寸止めだああああああああ。いや、そうかこの手があったかですよ。あんだけ憎悪の的として絶妙に描かれてきたブタフグさんですから、どっかーんと言ってほしいわけなのに、ここで寸止めですよ、阿形さんかっけー。でもそれがあるから白目アヘ顔ブタフグさんが見れるのですね。ブタフグさん堕つ。同時に乙。憎らしく、最後には惨め。そして惨めさに同情を抱く余地すらない。素晴らしい憎まれ役でございました。


ナンバデッドエンド
100話記念、開幕土下座! とか言ってる場合ではないのですが、謝りにきた場で、そのスーツは……猛がホストなのはともかくとして、親父……。そして、この上なく冷静に、至極まっとうな理由で断られた!! 猛には頑張って、剛にその姿を見せてやってほしいですね。


はみどる!
お昼の旅館ドラマが好きだったので、これは嬉しい回。仲居アイドルいいじゃないですか。そして初めて大成功とよべる偉業を成し遂げてますよ! やればできる子達なんですよね、なんか本当に嬉しくなってきた。仲居アイドル終わっちゃうのは残念ですが、やはり本拠地での活躍こそ望みたいですね、がんばれ!


キガタガキタ!
「もちろんウソだ!!」というときのキガタは良い笑顔してますなあ。でもね、人間の顔より大きい石は"石コロ"とは言いませんよ、キガタくん。グロ好き、ストーカー、嘘つき、という3人の女の子に囲まれてチャンピオン一のハーレムを形成してるキガタですが、女の子たちを結構好意的にとらえてるんですね、かっこいいし、モテるわけですわ。


シュガーレス
信じて送り出した岳が進学校の清掃活動にヤラれてバカ顔ダブルピースビデオレターを送ってくるなんて……。というくらいにバカアピールに余念のないオレンジさんでした。思ったより進学校の生徒達が雑魚だったんですが、みんな周防くんの強さを自分を同じくらいだと思ってたんでしょうね、ばっかでー。しかし数が多すぎたせいで最初に倒した奴が復活、それに気づかないまま携帯と格闘してる間に後ろから殴られて昏睡するバカ二人。今週バカしか出てこないじゃないですか! それはそうと起き上がった奴を倒したのは岳だったので、やっぱり岳って……。ともあれ二人仲良く寝ている姿を激写されちゃった卜部と岳の未来やいかに。……あわよくばキスシーンに見える構図がまた出て大興奮ですよ!


ケルベロス
それぞれがやるべきことをやる。それぞれが出来ることをやる。これは全く正しいし、ヒーローとヒーローたりえない人のタッグにおいて、そういうシーンがかっこよく描かれることもあるのですよね。でも出来やしないことを、体を張って、無理やりにでもなんとかすることこそ、ヒーローであろう! という少年漫画エッセンスがしっかり描かれてるから、えぐい描写も安心……ではないですね、ぎゃああああああ。


クローバー
ヤンキー界においても、実力が高い方が、ケンカをより理解出来るんですね。ただハヤトがヤンキー界にいるのかどうかはいまいちよくわかりませんね。単純にケンカに強くはありたいけど、頭とかいう闘いには興味がない。ケンカをとても自然体でとらえてる、もっとも自由な人なんでしょう。その自由さが、釣りという趣味で表現されているのかもしれません。


ドカベンスーパースターズ
ランナーとして走って疲れたところに、バント守備で走らせたり、球数を増やしてさらに疲れさそうという作戦はいいのですが、13球粘ったのが投手の里中じゃ、お互いさまじゃないですか。大丈夫か。


りびんぐでっど!
集中連載1回目。ゾンビ娘きてるよ! 巨女と同じくらい来てるよ! つまりめちゃくちゃきてるってことですよ!! というようにゾンビ娘コメディでした。葬式にまで出た気になってたあの子がゾンビになって蘇えってなおかつ弱みを握ったついでに僕の家に押し掛けてきてさあ大変!……という内容ですが、押さえておくべき、女の子が可愛いはしっかり押さえておりまして、安心なギャグです。ところで、みんな冒頭の葬式ではしゃぎすぎじゃないですかね。一度も話したことがなかったクラスメイト(異性)の葬式で、棺の中に個人的に手紙入れるとか、内容の以前に恥ずかしいじゃないですか。葬式だから突っ込めないけど、十分あれですし、友達と思しき、女の子は「階段から落ちて死ぬなんてもなこちゃんのノーベルおドジ賞〜!!」と泣く始末。説明とギャグを同時に盛り込む自由っぷり。おかげで葬式から始まってもまったく暗くないナイスな構成になっており、全体的に面白かったです。来週も期待!


聖闘士星矢LC
サーシャ様マジ俺の女神なわけですが、サーシャに想いを寄せる人に来世の女神を見せるやりとりを最近みかけたので、来世が決まってる物語は残酷だなと思いました。


出陣!ムショ高排球軍
紅白戦が終了して、一年生と二年生の、努力と才能と位置付けられた両者の和解――試合中から描かれてましたが、蹴鞠にしろ、忍者にしろボクシングにしろ、バレエにしろ、みんなその道で努力した得た力であり、また天馬の視野の広さはバレーのための努力で得たものではなかったりと、才能と努力と分ける必要はない――もっとも分けていたのは二年生全体ではなく、副部長だけであり、副部長の過去がなにやら複雑そうなのが現れてきましたが、そこでみんなに墨をぶっかけるのが将軍です。才能の有無など、結果が決める。論ずることなど無意味。目標は全国制覇であると、でっかくまとめた将軍。このリーダーシップですよね、ついていきますぜ将軍!! 結構長く続いた一年対二年の紅白戦でしたが、終始熱く楽しく面白かったのです。


釣り屋ナガレ
ずいぶん、キャスティング大会長いなーと思っていたわけですが、今回なんか見過ごせない情報が出てきました。寄元の話だけなら、もっとシンプルに出来たはずなのに、なぜにこんなに新キャラ出して、長く大会を続けたか……。その答えになるのかどうかはわかりませんが――双子フラグたておった!! いや、実際どうなんでしょう。この情報の出し方でヒロの弟が死んでるわけはないと思いますし、違うキャラだと思ってみたら違うキャラだけど、似てると思えばナガレとヒロは似てますよねー。


ANGELVOICE
入院してマネージャーの仕事が出来なくなった――くらいで何もしなくなる高畑さんではなかった。さすがに天使の声、つまり天使。……あんまり言いすぎると逆に不吉な気がしてました……。気を取りなして、トーナメント表を隠す不審な監督。これは、船学や、八津野はシードかなんかで当たらないとかそういうのだったりするんでしょうか。今更すぐ当たるからと言って隠してもしょうがないでしょうし。


少年探偵狩野俊介
3つ目の話(4話目)にして初めて、大きな、探偵っぽい事件を扱うようです。強盗です、しかも宝石、しかも"東洋の魅惑"という名がついてるようなイヤリングとネックレスだそうです。犯人は僕にもわかりました。オーバーアクションすぎる支配人が怪しいぜ!! ……少し真面目に考えてみると、女子トイレに間違ってきた、男はトイレの中の様子を確認しにきた可能性がある……いや、もうわかりませんけど。たまにはダイナミックなドレッサーエロスに反応しとこうかと思ったので、モデルさんエロい!


仁侠姫レイラ
プロレスというものに縁がなかったので、いまいちわかりませんが、ベビーフェイス対ヒールで、これぞプロレス!! と盛り上げるのはいいけど、観客ほどには、読者が盛り上がったのかどうか……ですね。自分は乗れませんでした。しかしプロレスを復活させるためには団体を潰さないと出来ないもの……なのでしょうか。


予告
AKBの人とチンポの妖精を並べて、W妖精とか言っちゃって大丈夫なんでしょうかね。……来週が不安すぎます。YO!性! とか言ってる場合じゃないんじゃないですかね。