週刊少年チャンピオン 2010年50号感想

復ッ活ッ
チャンピオン感想復活ッッ!

……えー、長きにわたり、さぼっていて申し訳ありませんでした。
週刊少年チャンピオン感想、参ります。

グラビア
多田という子は"ただ"だと思ってたら"おおた"なのね。ソロでも載ってたし、前もこのユニットで載ってたのに、気づかなかった。


弱虫ペダル
王者箱学を抑えて二日目トップで山岳リザルトまでとった京都伏見の過去編、御堂筋入学編。水田のノブはよくも悪くも影響されやすいタイプなんでしょうね。しかしなんで御堂筋は京都伏見を選んだのか。興味深いところです。軍隊として理想的だったからか、近場で一番の競合だったからか。また御堂筋自体の知名度がないのも気になります。


範馬刃牙
ネタ的な意味でなくずっと楽しんで読んでるんですが(ネタ要素が多いことは否定しません)、刃牙本人の魅力を感じたのは久しぶりです。今週、こいつすごくイイ顔してますよ、ほんと。千春を倒すために必要なこと……それは確かに刃牙の言うとおりだと思いますが、本当に実行出来てしまうあたりがこいつの悪いところ(笑)


侵略!イカ娘
感想さぼってる間にアニメが大人気のイカ娘ですが、今週はイカ娘はほぼ出てきませんでした。"ネタばれ:イカ娘かわいい"が捏造になってしまう恐れが!! とまあ、それはさておき、ダイエットで走る千鶴が本気すぎる回。悟郎の恋は千鶴の腹黒さから目を逸らすものではない、というのが素敵。実ってほしい恋であります。


バチバチ
モロ差しからの上手を取らせないテクニック。やっぱりブタフグさんはとても強いんですよねえ。十両から陥落してもすぐに戻れる力があります。しかし、ブタフグさんのこの劣等感はどこから来るのか。強いんだもの。少なくとも真っ向から言って勝てる自信があったわけで、軽蔑されててもいいのにーと思うけど。ラストの流れはブタフグさん死んでもおかしくない……のか死んでも耐える気迫不足(漫画とは言え、求めるのは酷だけど)で投げられたから大丈夫なのか。もし死んだら……新展開すぎるけど、そうなったときにどういう話になるのかという点には興味があります。


ナンバデッドエンド
結婚より先に就職――それをわかって、そうしようと行動したとか言いわけしない辺り猛はカッコいい……んだか悪いんだか。職安行くのはいいけど、頭、頭!っていうか全身! 藤田さんはガチでかっこいい。ラストの剛は、なんかいきがってる中学生に見えるね、幼い!


みつどもえ
海江田先生:1組の担任。29歳。大変必死。――ぬっと現れた海江田先生につくあんまりなキャラ紹介。今回は女子高生の時代の写真が出てきてわけですが……かわいい! かわいいなアムラーが流行ってたときの海江田さん。いや、待って、ごめん、29歳の海江田先生が可愛くないという意味ではないんですよ。今週は海江田先生の可愛さで溢れているわけですから。体つきが可愛い。精神性が可愛い。昔JCだったのも可愛い。担任してる子らに慕われてるのも可愛い。ラストのパンツ下ろされ海江田先生も可愛い。それを後ろからも描写するのりお先生は最高。あとエロスの探究者千葉氏ですが、わざわざ小指でいこうとする無駄加減がなんとも小学生でよいですね。まる。


はみどる!
眼鏡ロリババア……これがメインストリームとなる時代が来てもいいと私は思うのです。


クローバー
今までやんちゃしてた分足を洗うのが大変という類の話ではありますが、合間に釣りシーンを挟むことで非常にいい味になってますね。後にハヤトが真木のために動く理由がじっくり作られていることは嬉しいです。真木が矢原にボコられたら丸く収まる……という話かもしれませんが、真木の方は今までのやんちゃ分として殴られる理由が無いわけでは無いけれど、それを成すのが矢原である理由がまったく無いのが肝ですよね。


ハンザスカイ
なにやらあちらこちらでロマンスがあるような気がしないでもないが、番場先輩お疲れっした!! 女っけねえよ……番場先輩。あんなにかっこいいのに。バトルヒロインか、回復系ヒロインか、みたいな構図もありますが、クソ女こと藤木先輩(チャンピオン編集公式呼称)は絶対的有利な状態なので、これくらいのハンデはあってしかるべきなのかもしれません。それにしても、藤木先輩の"半座はワシが育てた"感半端ねえ。練習試合で戦った相手が、公式戦でさらに強くなっている……やっぱこれよねえ。この展開。峰岸の動きがかっこよくて、しかも流れがすごくよくわかる絵で、これは多分すごいこと。さらにギャグまで面白い……もうパーフェクトですよ、こいつぁ。


ケルベロス
「さあ…私は私の、貴方は貴方の――すべきことをしましょう」この類の台詞が大好きです。みんながんばれ! とは言ったものの、常世が味方であるのかどうか、少なくとも景を人間として扱う気が無さそうなのが見えるので、これから景が辛い思いをしそうなのが辛いです。


シュガーレス
何が起ころうとシャケが揺るぐことは無く、一年(二年もかな)達がボコられボコり返して終わりそうな、シュガーレス。その安定感があるから描けていることなのかもしれない……となんとなく思った今週の展開。おそらくは進学校の生徒達が、知恵と知識で、ヤンキーを暇つぶしにボコり着たという感じのお話ですが、今回キーとなるアイテムが登場してきました。ツイッターです。今をときめくというか、本当にときめいたのか自分が使ってるとよくわからないツイッターですが、高校の頃にツイッターが無くてよかったと思わせてくれました。当時仲間内とツイッターとかもうそりゃ大変なことになってたに違いない……。何が言いたいかというと、このログ、5年後のこいつらに見せてやりたい。痛いよ! 痛々しいよ!! もうみてらんない。優秀なボクたちが社会のゴミヤンキーを掃除するっていう思想なんかどうでもよくなるくらいに痛いよ。ひとつ例をあげると「それアリエルッティ(爆)」!! いまどき(爆)……? 高校生に見えません…。シャケがかっこよくて、一年生達が仲良くにゃんにゃんしてて、二年生が青春してるという中、ぽっと出の他校生のインパクトの強さ。シュガーレスは楽しいのです。


スーパーバイトJ
先月に行われたケルベロスシュガーレスハンザスカイ3作品合同イベント3starsのレポートをNJがする後半戦。イベント未参加でも面白い、でもイベント参加した人達はこの漫画ももっと楽しんでるに違いない、ずるい! という嫉妬まみれな私です。イェイイェイ。いや、面白いですよ、さすがNJ。打ち上げ席でコップ頭に乗っけて座禅組んでる人で、BJBJでキリコに依頼した人のネタだったらすげえなNJ。そしてその3strs.イベントはまた行われるらしいです。クリスマス頃に。へん、どうせ東京なんでしょ?(アンケートの開催地が近ければ参加したいを選びながら)


出陣!!ムショ高排球軍
めでたく単行本1巻が発売となったムショ高。1年対2年の紅白戦も大詰め、才能対努力という構図で対立しているようですが、そもそも同じチーム。どちら側も、相手を認めるようになりましたが、そこからさらに一緒にプレイすることを想像する天馬はかっこいい。


キガタガキタ!
この漫画は起承転結が己承転糸くらいだから困る。始まりも終わりもすっきりしないけど、だからこその歪な感じが雰囲気作りに役立ってるのだと思います。肉体→活躍→恋愛の三段論法を求める大月銀(14)ですが、最初から3つ目いけばいいのにね……。


少年探偵狩野俊介
裸足! エロス! 靴下! エロス! なんていうかイエス!のノリでエロスを使っているような気がしなくもないけれど、裸足! イエス! というのもおかしいですね、エロスですね。全体にエロスな作品(絵的にであって、原作はそんなことないのではないかと思います)ですが、"少年が探偵として事件や悪意を暴くこと"を真っ向から描いてる話なんですね。頭の回転が早くて気づいちゃうだけの普通の中学生の苦悩ですね。そんな彼だから、相手を傷つける最も的確な言葉を使えてしまうのですし、未熟さゆえにその言葉を使ってしまう。今回はいい感じにまとまりましたが、なかなかに一筋縄ではいかない作品のようです。原作への興味も俄然湧いてまいりました。

CTC
球磨川禊という名の投稿者が! しかも小学生!! ジャンプキャラ(しかも球磨川)を名に付けCTCに投稿してくる小学生とは、こやつ…出来る! っていうか絵上手いしちくしょう。北海道には鍛えられた人が多いですなあ。
 


以上、週刊少年チャンピオン感想でした。
来週も出来たらいいな。