週刊少年チャンピオン 2010年33号感想

もう月曜更新でいいや、と諦めモードのチャンピオン感想。

表紙:ナンバデッドエンド。表紙からもう切なくなっちゃいます。


ナンバデッドエンド(巻頭カラー):ぎゃーあああ、もう、カラーの見開きの剛の表情が……っていうか全体が……切ないどころではありませんでした。
しかし、内容は……なに、このお涙頂戴。ってくらいの内容なんですが、いいんだよ、剛のこれまでの高校生活は涙なんてどれくらい頂戴したって構わないほど、頑張ってたんだよ!!
みんなのメールが、心ふるわせてくれます。いつも通りだったり、励ましたり、強がったり。みんなみんないい子だよ……。
とはいえ、生徒の中にも剛の退学に賛成である人が少なからずいるわけで……、校長をなんとかするだけでどうにかなる問題でも無さそうなんですよね……。
ここは難波家で、なんとかしてほしい気もしますね。剛の本音を受け入れたから、剛を助けるにまで。


弱虫ペダル:坂道が引っ張ることによって、体力に少し余裕が……ヒメライドによって抜き返すことが出来たことによって、精神に高揚が生まれ、田所っちにも、多少復活の兆しが見えてきました。三年生なのに、一年の鳴子を本気でライバル視してるのが、田所先輩のいいところ。
と、田所脱落から復活まで熱い展開を魅せてきたところで、来ましたよ。脅威のミュータント御堂筋。ページをめくるといきなり登場。全てを台無しにする感じ。しかし、御堂筋は人生楽しそうでもある。


バチバチ:毛根がないと聞いて、磋牙司を思い出したけど、調べたところによると28歳だとか。相撲漫画おかみさんにも、頭髪ネタはあったし、やはり力士と髪の毛は切っても切れない関係なのか……!
吽形さんお見事。現実でも山本山十両ですし、重さだけではどうにもならない世界なんですね。


範馬刃牙:巨体墜つっていうか乙。まあ、巨人が勝てるわけはないので、こんなものでしょう。思ってたよりも、無事に済んだんじゃないかと。刃牙世界では脳が揺れたくらいで死なないでしょうし。
しかしなんだかんだ言って、烈もパフォーマンス好きなような。


元祖浦安鉄筋家族:イルカもらってなでまわす仁が可愛い。


スーパーバイトJ特徴的な語尾でキャラを立てようなんてあざといんだぎょ。NJ先生ハマグリとアサリ間違えすぎ。こういう細かなネタがほんと上手いなあ。


シュガーレスマリモかっこよすぎるよ……タフな主人公。今少年漫画に求められているのは、こういう強さですよ!! うん、主人公。いや、そういう茶化しなしに、マリモかっこよすぎますね。最後、三田に任せるところまで、完璧超人すぎます。


ケルベロス(巻中カラー):怯える女子のローアングルよりも、景の腰回りに興奮したりしてますが、私は元気です。あまりリョナ方面の素養はないので、せっかくの女子の表情もそこまで楽しめてはいませんが、恐怖の表現としてはこの上なく訴えてきます。顔中から液体を垂れ流し、自分の表情を理解できないほど、筋肉を動かし、把握できないくらいの恐怖。
それに比べてキャッチ松ボックリをして、かっこいい形の枝を拾いに行く男子と来たら!!いや、彼らもちゃんと恐怖を味わうけれど。
崩れが捕えた人間を吊るすのに、体重に応じて糸の巻きつける量が変わってるのが、細かいなあ。


みつどもえ:悪い友達には違いないからパパも大変だ……。っていうか普通って言われたら喜ぶところだろ! パパの余計なプライドが面白い。


ハンザスカイ(巻中カラー):なにこのカラー、可愛いし! 誰かと思ったら、一話で絆創膏くれた子か。佐倉さん。ラブコメ方面に、新展開くるか。形の登場から、形の意義。そして空手の意義へ。練習試合以降、よりよい新章に入ったと思います。


クローバー:いつか、鳴我の腰ぎんちゃくな彼が、痛い目を合うんじゃないかと心配しています。一緒にいて笑えないやつは「連れ」じゃない。基本友達がいなかった奴らばっかりだから、こういうところはちゃんと考えてるんですね。


釣り屋ナガレ:理屈ではわかるけど、やはり上半身の発達具合と下半身を見ると、なんとも言えません。でも、後ろの人はやっぱり喋らないし、それなのに、良い体してるし!! 気になって仕方がありません。しかしナガレが良い肉体を見て興奮してるようにしか見えません。


はみどる!:ボリュームアップブラでここまで堂々とするとは……かすみさん、なかなか恐るべし。ショートのすずのも可愛いし、本気出したらかなり行けるんじゃないの? 今回は普通にお仕事完遂したから、みんな成長してるんだな。


侵略!イカ娘:神経通ってる触手を三つ編みって、なんか気持ち悪そうだけど、大丈夫なんですかね。そういえば、早苗と偽イカ娘のオッサンは出会ってなかったんだっけ……。


ドカベン:まさかの連続見開き。まあ、バキでもやってたし、そんなにどうこう言うことでもないんですけど。かなりじっくりと描いてきた試合だったし、これくらいのことしてもいいかなーと思います。山田がすごかろうと、剣が、改心しないことを望みます。


聖闘士星矢LC:凛々しい顔で何してんの、お母さん!!と思ったら極悪人だし、もう天馬を見てられません。戦うんだったらパンドラとの共闘がいいけど……難しいのかな。


仁侠姫レイラ:んー、いい話なんだけど、底が見えないのが怖いな。ラスト社長が本性を出すのかと思ったけどそんなこともないし、本性がありそうで、出さないというのを続けられると、不完全燃焼になりそう。


AL:今までの仲間が合流! そしていよいよ最終決戦!! という熱さなんですけど、いかんせんここまでの道のりが、長いとは言い難く……ちょっとね。でも話数からすると、すごく進んでるんですよね。この展開の早さは技術でもあると思います。


ギャンブルフィッシュ(最終回):学園にやってきて、一年半ってそんなに経ってたんですか。各種怪我がその都度直ってたので、それぞれのエピソードに結構間が空いてたのか。しかし真っ先に飛び込んだゴッキー、マジヒロイン。そして全員下着姿でダイブして主人公を追いかけるという理想的なラスト。杜夢のやれやれまで完璧ッ!見事な漫画、ありがとうございました。


MOB〜私立宝蔵学園萌え部〜:生徒会……不憫な。漫画の生徒会は、全体がおかしいか、会長がおかしくて残りが不憫かの二択な気もするので仕方がないところです。
三人でイチャイチャの図はいいですねえ。しかし、ゴートだけ萌えの対象が一人というのが少し不公平でもありますね。早く男のニーソに目覚めたらいいのに。


ANGEL VOICE:ああああああ……これかああああ、15巻で怖いモノローグあったけど、そういやあんときも「やめらしゃい」って言ってるし……そもそも一話の冒頭で、「あの歌声に応えよう」とか言ってるし……。辛い展開が待ってるんですね……。


goofy:全五話。理想的にラストを迎えてくれました。望み通りだったので、喜びもひとしお。キャラ造形と、構図と、丁寧なストーリー。今後に期待です。お疲れ様でした。エナツくん可愛い!


木曜日のフルット:二時間ほどで戻ってくるって、またリアルなお時間で…。しかし地獄が二時間って、子ども本気で辛いなあ……。

CTC:逢いたい革命さんの道場訓はほんとに面白い。

次週、「出陣!!武将頭高校排球軍」改め「出陣!!ムショ高排球軍」復活!!デフロが……デフロが帰ってくる!!タイトルもかなり分かりやすくなって良いんじゃないかと、期待ですね。