週刊少年チャンピオン2010年30号感想

既に月曜日ですけど、チャンピオン感想いきますよー。


表紙:バキがアップ過ぎて困るけど、先週「刃牙芸人」を見て興味もった人が手に取りやすい……表紙には見えないけど、まあ、こんなもんでしょう。それよりも、弱虫ペダルの表紙じゃなかったんでしょうか。

付録:範馬刃牙最強戦士図録と銘打って、16人の紹介がされております。とりあえず、ゲバルの名前があって一安心しました。あれだけで終わらすには惜しいキャラだったし、刃牙と戦ってないし! ……ゲバルはまだ戦える!! と思ったら、アライJrもいるじゃないですかあああああああ。ゲバル復帰フラグ……じゃないかもしれない。しっかし、こんだけトーナメントフラグを立てられるとむしろしないんじゃないかという疑惑が生まれてきてしまいました。


範馬刃牙(巻頭カラー):烈が、わざわざ日本の諺をもって挑発をしている!! 水たまりを叱る黄河のように、諺に反逆してきた男なのに。刃牙世界において、巨人が本当にコンクリートブロックより壊し甲斐があるでしょうか。なかなか難しい問題です。ただ、初期の挑発好きの烈さんもみたいでちょっと楽しいです。


みつどもえ:よだれ! 宮下のよだれ!!THE YO DA RE!!!!!! と思ったら2ページでは消えてるんですけど、1ページの机の上のやつ、よだれですよね?
しかし、だるまさんの時点でタッチ成功してますよ。


弱虫ペダル:「全員をつれて」って良いなあ、こういうのに弱いです。だって言われたんだもの、その通りにしなくちゃ。期待通りの熱さで、しかし予想外。理想的ですなあ。「ヒメ」パワーは坂道以外にも効果があるのか?


スーパーバイトJ:ヨシノさん……あなたって人はぁぁぁぁぁ。あ、私はイナゲ主任の後光に当たり隊の隊員になりました。


クローバー:こりゃあ、もう鳴我には勝てないんじゃないか……。ヤンキー漫画にあるまじき修行編とかに入ったら、ちょっと面白いかも。


バチバチ;稽古場と本場所の違い。これはなかなかいいテーマが入ってきました。今後とも追求して欲しい話題であります。怪我で休場明けのときとか。


元祖!浦安鉄筋家族:こういう話作らせると、超一級ですねえ。無駄がなさすぎる。


ハンザスカイ:扉絵から来たああああ。蜂を背負った伊奈さん。戦いでは背後に動物背負ってナンボですよ。作中でも効果的に、二つ名をきっちり活かす蜂演出。展開もさることながら、こういうところでちゃんと描いてくれるので、本当に楽しいです。


ナンバデッドエンド:雨が雰囲気の演出だけではなく、髪形の変化→バレという原因になってるあたり、考えられて上手いですね。ヤンキーものの悪たちは、自分たちが割とボロボロでも他人の不幸に声出して笑えるあたり、ある意味逞しい。


ケルベロス:景……かっこいい!! ああ、主人公がかっこいいとやっぱり熱いですねえ。ラストの潤んだ瞳より腕を通した瞬間の雪房の目が、きゅんときます。


ツギハギ生徒会:最終回、お疲れ様でしたー。円が一番好きでしたね、見せたがりな子が好きなので。と思ったら、伊藤正臣先生は、先日ツイッターで実況しながらヒッチハイクの旅をなさっていました。
【週刊少年チャンピオン】伊藤先生とマツリ先生とそれを見守る人たち(とデンマーク戦)
伊藤先生が思いのほか、かわいらしい方だったので、驚きました。今後スーパーヒッチハイカーMあたりが始まるといいな。


ドカベン:緩い球のタイミングを覚えてたら、緩急にやられるんじゃないかな。むしろ振り切ることで、緩い球を無視したから打てたんじゃないでしょうか。


聖闘士聖矢LC:担当さん「パンドラキック」気に行ってるんですね。サーシャがマジ天使で良い雰囲気なところで、天馬パパが登場。まったく素晴らしい造形だと思いますよ、パパ。かっこいいのに、絶対に悪人。悪いことしか考えてなさそうだし。


イカ娘:触手使って悩みを表現するイカちゃん可愛い。清美の登場頻度は、なんか狙いすぎないレベルで、心地よい感じです。


シュガーレス:飯食ってる場合かああああああ、って思ったけど、情報も同時に集めるとかマリモあなどれない。嘉上が、三田の唇奪ったかと思って、動揺しました。でもなんかもっと大事なものを奪おうとしてそうですね。


ギャンブルフィッシュ:悪魔と天使でBJはやると思ったけど、「2」の数え間違いって。この対決にそんなミスが本当にあるのか……、キノコはともかも杜夢までも間違えるのはなんだかなあ。これがミスじゃなくて、むしろ何かの伏線であると期待しときます、何も思いつかないけど。


仁侠姫レイラ:レイラの何事にも動じないプロ意識は、惚れ惚れしますね。安心して来週を待てるというか。それだけに長く続くとマンネリしかねないという危険性も孕んでるのかもしれませんが。


ANGEL VOICE:フォ、フォロー出来ない……。成田よ、お前…それは、決めないとさ。でも成田だけの問題じゃない……全員が物足りないとか乾も不満たらたらだし。でもちょっと監督にも問題があるんじゃないかなーと思いますよ。自主性に任せすぎとか、選手の「気付き」を待ちすぎとか。


goofy:スポーツとしてのスケボーに焦点を当てるなら、ちょっと警察につかまって反省無しなのは如何なものかと思います。大会に出たりするのか、ストリートでやり続けるのか、どうなるんでしょうね。でもエナツくん、ロック。洋樹は髪下したら別人すぎます。


AL:朱牙とアルのサイズ比が一対一とか言ってる場合じゃ無さ過ぎで、大変です。恐竜の見下ろす視線は、迫力あるなあ。


ヘレンesp:意味ありげに見せてあっさり終わらすのが、ヘレンでしたが、連載自体もそうなるとは! これは今までのように第一部完的なものではなく、最終回なんでしょうね。ちょっと残念です。連載分は全部単行本になるみたいなので、そこは一安心ですが。今回の話も、最終回っぽくはなく、前回や前々回と順番入れ替えても問題ない感じだったので、もう少しだけ終わりっぽい雰囲気が欲しかった気もします。なにはともあれお疲れ様でした。


釣り屋ナガレ:感覚の世界ではみんな裸がナガレスタイル。魚の当たりを肌で感じたとき。釣りあげた魚を食したとき。命を感じるとき、人は裸になります。フライも、妖精となれば裸で描かれるのは当然です。「釣り」そのものじゃだけじゃなくて、それを取り巻く環境まで描かれるので、飽きがきにくい造りなのがにくいですね。キャスティング大会にみんなで参加フラグが立ったので、期待。


木曜日のフルット:これだけ出来て、電話、メール機能が損なわれていないのなら、結構すごい技術なんじゃ。


CTC:新コーナー「新型中二病ハザード」は、例の段階から危惧していたんですが、私の感覚から行くと、普通の中二病の範疇であるネタがありますね。例だと「古典落語」のやつが中二病の範疇だと感じました。ただ、一番気にいったネタに3Pが入っていたので、審査のお二人との感覚がズレてるのやら、あってるのやら、難しいところです。
ただどうやら今回のCTCは、投稿者の入れ違い表記や、ポイント集計ミスがあったようで、疑惑のスタートになってしまったようです。


早く一週間の感覚をつかんで、安定した感想ライフを送りたいですね。
頑張ります。